ビス(ボルト・ナット)締めのスチール棚

ビス固定(ボルトナット締め)とボルトレスラックのスチール棚トピックス

スチール棚の組み立て方法に関して、スチール棚の躯体構造の取り付けには大別して2種類方法があります。
ビスと呼ばれるボルト・ナット締めでおこなう方法と、ボルトレスラックなどのボルト・ナット無しでおこなう作業方法です。
ここでは、軽量スチール棚や本棚・書棚としてのスチール書架タイプのスチール棚について説明しています。

ビス(ボルト・ナット)で締め付けて躯体を固定する組み立て方法は、おもにスチール棚自体の重さの軽い軽量スチール棚や、スチール製の本棚や書棚として使用されるスチール書架などで採用されています。
軽量スチール棚に関しては、アングル(支柱)ビス(ボルト・ナット)を入れ込む孔がすでに開いており、そこにビス(ボルト・ナット)を通してスチール棚板を固定する方法となります。
軽量スチール棚は、オープン棚及びパネル棚・金網棚とそれぞれ種類がありますが、いずれも、すべてのスチール棚板とアングル(支柱)とをビス(ボルト・ナット)で締め付けて固定して組み立てます。

一方、本棚・書棚としてのスチール書架のようなスチール棚は、本・書籍・書類等の出し入れ及び収納の面において、各段の上下間隔が自由に移動できるように、スチール棚板とアングルの固定はビス(ボルト・ナット)ではおこなわずボルトレス仕様となります。
いわゆる中棚板(スチール棚の中間に配置する棚板)は、スチール書架タイプに関しては頻繁に上下移動すると仮定され、棚板のツメをアングル(支柱)に引っ掛けるだけの方法を採用しています。
このように本棚・書棚タイプのスチール棚(スチール書架)は、一部のみビス(ボルト・ナット)を使用しませんが、一番上の最上段の天板と一番下の最下段の地板部分に関して、一般的にはブレス・ワイドビームとアングルとをビス(ボルト・ナット)で固定し組み立てます。

 

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