軽量スチール棚のボルトナット締め作業を軽減する棚受けフック

スチール棚のオプションパーツ(4) – 棚受けフック -トピックス

スチール棚のパーツ部材である棚受けフックは、軽量スチール棚に対応するオプション品です。

通常、軽量スチール棚は、すべてのスチール棚板をビス(ボルト・ナット)で締め付ける必要があります。
商品詳細ページにある耐荷重の記載(120kg/1枚)も、ボルト・ナット締め付けをおこなった結果の値になります。
すべてのスチール棚板をビスで締め付けると、躯体の剛性が増し120kg/段を実現する強固なスチール棚となります。

ボルト・ナットを締め付ける作業は、とても手間と時間がかかる作業となります。
スチール棚1台につき、オープン棚であれば平均50~60箇所のボルトナット締めがありますので、作業時間の大半がこの締め付けでとられます。

耐荷重はそこまで要らない、もしくは軽い荷物の積載をおこなうスチール棚を使用したいのであれば、この棚板受けフックが役立ちます。

最上段最下段スチール棚板だけは、コーナープレートとともにボルト・ナット締めが必要ですが、あとの中間の棚板(中棚板)については、この棚受けフックで留めれば完成します。

L型40mm×40mmサイズの軽量スチール棚のアングル(支柱)の孔に引っかけるだけで簡単に取り付けできますので、ビスで固定する中棚板を取り付ける必要が無く、組み立てにかかる時間が大幅に短縮されます。
棚受けフックは、中棚板1段につき4個をアングルに引っ掛けて設置します。

棚受けフックの軽量スチール棚アングルへの取り付け例

注意が必要なのは、耐荷重が半減以下になることです。
あまりに重量物を積載すると、棚受けフックが曲がったり外れたりして破損する恐れがあります。

棚受けフックの取り外しは簡単なので、頻繁に中棚板を上下可動させたいスチール棚には最適な商品です。

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