スチール棚に使用される「安全ピン」

スチール棚の安全ピン(中軽量棚の例)トピックス

ここではスチール棚の中軽量棚タイプ及び中量棚タイプの部材である「安全ピン」について説明します。

中量タイプ及び中軽量タイプのスチール棚は、ボルトレスのラックとなります。

ボルトレスのため、スチール製の部材を組み合わせて躯体(骨組)にし、頑丈なスチール棚になります。
その構成部材の一つがビーム(ワイドビーム)です。

ビームは、いわゆる桁にあたり、両アングルを支える大事な部材です。

中軽量棚・中量棚はそれぞれ、このワイドビームをハンマーなどでアングルにがっちりと固定します。
アングルとワイドビームだけで、がっちりつかみ合わせ固定ができるのですが、揺れが起こるとはずれてしまう可能性が出てきます。
それを防止するために「安全ピン」があります。

安全ピンは、ワイドビームにある孔に差し込むだけでカンタンに取り付けできます。
ワイドビーム1本に対して安全ピンは2個。
中軽量スチール棚は金属製、中量スチール棚樹脂製(ブラック色)となります。
それぞれ同じ取り付け方ですが、太さが違います。

安全ピンはスチール棚を組み終えて、移動などで解体するときに、紛失しやすい部材です。
これがないと、スチール棚の構造上大きな欠陥があることとなりますので、管理を十分に行い、必ず取り付けを行うようにします。

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